トライバルサンダー（1995年生、母グレートエレガンス）

トライバルサンダー（1995年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時18歳）と交配したグレートエレガンスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、地方24戦16勝2着6回。2000年のグリーンエコー笠形特別(アラ系5歳以上)に勝利した他、2000年のフォレストステーション波賀特別(アラ系4歳以上)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中敏和厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1997年）

12月11日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスローテーションに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデトウザイに2馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイメージスターに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のハンサムバロンに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月17日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノモアーに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4歳（1999年）

11月11日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、志んぐ特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナンセイキングに1馬身3/4の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイリツミネフジに3馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

12月17日、連闘で迎えた8戦目は、市島ワイン特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイセンアゲインに4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

5歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワシュウジョージから4馬身差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンティアラに2馬身の差をつけて9勝目を収める

2月14日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の山陽杯（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワシュウジョージから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた12戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のカズミサチフジをハナ差制して10勝目を達成した。

3月30日、中2週で迎えた13戦目は、グリーンエコー笠形特別（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノテイセンに5馬身の差をつけて優勝

4月20日、中2週で迎えた14戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングメドウに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワシュウジョージに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月12日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、中町けやき特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（10戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中学騎手（11戦8勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンバコールからクビ差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で田中学騎手（12戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベストスイセイをハナ差制して勝利数を14に伸ばす

3月15日、中6週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中学騎手（13戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッコーディオスから4馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の大中遺跡特別（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で田中学騎手（14戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のアドミラルに1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で田中学騎手（15戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクスピードに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、兵庫大賞典（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で田中学騎手（16戦11勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた23戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で田中学騎手（17戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイハイリーからクビ差の2着に甘んじた。

7月12日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は19戦連続で田中学騎手（18戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズミサチフジから半馬身差の2着に敗北した。