ドクターブリーズ（2008年生、母マチカネホホエミ）

ドクターブリーズ（2008年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋そよ風」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したマチカネホホエミが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害4戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、村上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、村上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、中本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月24日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイチバンボシに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナナクサを交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2011年）

2月12日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下のくちなし賞（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。14着に終わった。

4歳（2012年）

2月12日、中8週で迎えた17戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。