ウィンブルーム（2001年生、母ミスカスウェル）

ウィンブルーム（2001年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「勝利の花を咲かせる」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時5歳）と交配したミスカスウェルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2004年）

8月10日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジュエリーフェイスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた2戦目は、一般D4-4（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドローズに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月7日、連闘で迎えた3戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったガデスからクビ差の2着に甘んじた。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコウキホウに6馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月31日、中5週で迎えた5戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4歳（2005年）

3月27日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

5月28日、中8週で迎えた7戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ケヤキ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月3日、中4週で迎えた9戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、ミザール特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

10月12日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマスノリュウヒメを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンザンブルーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、豊岡・竹野カニスキのまち特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月28日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5歳（2006年）

4月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、みついし農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた17戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、マイネルセレクト賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた19戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、サウスヴィグラス賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、エアエミネム賞（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。