フェイム（2014年生、母ウインプレセア）

経歴

デビュー前

3歳（2017年）

3月7日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のソリタリーダンサに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月19日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドルドルレヴェに9馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、エイシンムーランに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、苛烈なペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月27日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、シルバーアロー賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、タブコープ賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエイミーフレイバーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2018年）

2月22日、中7週で迎えた8戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（6戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、勝ったカツゲキライデンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた9戦目は、飛梅賞（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のロイヤルファルコンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、駿馬賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月14日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦の井藤漢方製薬杯（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のガーネットノームを3/4馬身振り切って休み明けの一戦を制した。

5歳（2019年）

2月20日、中9週で迎えた12戦目は、ハンデ戦のフェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月13日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、ハンデ戦の楽天競馬賞（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4月17日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた14戦目は、エイプリルダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では不屈の闘争本能でバテることなく粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のフライトゥザムーンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のBダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた16戦目は、疾風怒涛賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のデスヨネに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月23日、中5週で迎えた17戦目は、8月3日あつぎ鮎まつり大花火大会開催記念（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（7戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のドリームメダリストをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月29日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のミッドナイトダッシュ（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた19戦目は、トルマリンスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で御神本訓史騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6歳（2020年）

1月29日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、引退馬協会タイキシャトル賞（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた21戦目は、馬い森のジャム発売記念（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、エルフィに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月15日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。