サンエイジロー（2019年生、母フォレストビーナス）
Sanei Jiro
2019.02.27
サンエイジロー（2019年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したフォレストビーナスが19歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田 正嗣。主な勝ち鞍は2021年のスパーキングデビュー。
経歴
デビュー前
1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会鈴木雅俊によって1,155万円で落札された。
高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（2021年）
6月18日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラスルオブツリーズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月20日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。
11月24日、中8週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレールフィーユに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
デビュー前
1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会鈴木雅俊によって1,155万円で落札された。
高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。
12月21日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての12番ゲートからスタート。出走取消となった。
3歳（2022年）
1月1日、中4週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2022幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
4月26日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリオシャンパーニュに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた6戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
4歳（2023年）
4月7日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、若草特別（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
12月14日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、マンデリン賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5歳（2024年）
1月4日、中2週で迎えた9戦目は、昆布巻賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、白山賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
3月14日、中5週で迎えた11戦目は、鳴門賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
4月4日、中2週で迎えた12戦目は、リムジン賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、マテラガニアに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。