イブキシントイスモ（2002年生、母イブキマンダラ）

イブキシントイスモ（2002年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神道（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時12歳）と交配したイブキマンダラが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の兵庫オーナーズカップ(A1二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北陽ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

7月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のナティーブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリキアイノキセキをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月2日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタガノムゲンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンリビアーテを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中2週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月28日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシオチャンスに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るトリオンフォを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキクノジュディを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月19日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチキリワンダーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月15日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモプロムナードに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上A2二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡瀬和幸騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモプロムナードに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月12日、中3週で迎えた19戦目は、HBA協賛馬産地特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡瀬和幸騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニシノダカーポを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

11月9日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡瀬和幸騎手（13戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコスモハードリカーをハナ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月7日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で渡瀬和幸騎手（14戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2007年）

1月25日、中6週で迎えた22戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で渡瀬和幸騎手（15戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた23戦目は、市川特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で渡瀬和幸騎手（16戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で渡瀬和幸騎手（17戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡瀬和幸騎手（18戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた26戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で渡瀬和幸騎手（19戦9勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で渡瀬和幸騎手（20戦9勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の園田フレンドリーカップ（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で渡瀬和幸騎手（21戦9勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で渡瀬和幸騎手（22戦9勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた30戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、デカンショ特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモハードリカーにハナ差届かず2着となった。

9月27日、中7週で迎えた31戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

10月17日、中2週で迎えた32戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、揖保川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャープブローを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパディフィールドに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月31日、中5週で迎えた35戦目は、城山電子特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったレッドクレオパトラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月13日、約10か月の休養明けで迎えた37戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（23戦9勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた38戦目は、ラジオ関西賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（24戦9勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のNew Year スプリントカップ（園田ダート1230m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（25戦9勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず最後はマイネルスパーダと並んで7着同着となった。