シュネルハルバート（2016年生、母マザーズウィッシュ）

シュネルハルバート（2016年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「速い（独）＋武器の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のアンライバルド（当時10歳）と交配したマザーズウィッシュが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村弘昭。主な勝ち鞍は2019年の3歳B。

経歴

デビュー前

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月17日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

5月25日、中9週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B7（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた5戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のアリスチャンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月16日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したザセイシュンズモウを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエールベローチェを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月10日、連闘で迎えた11戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、翠ヶ池賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、中6週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた15戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったヴォルターウルフに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4歳（2020年）

1月15日、中2週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3ウ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月25日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、関本玲花騎手また来てね!賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

5月21日、中0週で迎えた22戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイティノーブルに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月19日、中1週で迎えた24戦目は、御嶽山特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた25戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて最後はウォーターエイトと並んで10着同着となった。

8月14日、中2週で迎えた27戦目は、一般C5a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた33戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、オオデマリ賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた34戦目は、あすかちゃんお誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2021年6月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。