マナスルーテソーロ（2016年生、母ブライスキャニオン）

マナスルーテソーロ（2016年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「山の名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のInvincible Spirit（当時19歳）と交配したブライスキャニオンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C4-7。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、了德寺健二によって3,240万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月10日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

3歳（2019年）

5月11日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月3日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた4戦目は、北海道スポーツクラブ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナイトスカイを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

4月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、優駿さくらロード賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた11戦目は、真歌公園賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた12戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた17戦目は、うまレター賞（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず最後はパッションアイコと並んで4着同着となった。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた24戦目は、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原辰徳騎手（14戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で菅原辰徳騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原辰徳騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた29戦目は、ほやこおねえさん賞（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で菅原辰徳騎手（17戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で菅原辰徳騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエメラルディに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月8日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で菅原辰徳騎手（19戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。