ゼネラリダンサー（1988年生、母ベネチアン）

ゼネラリダンサー（1988年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゼネラリゼーシヨン（当時6歳）と交配したベネチアンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は星野仁。戦績は、中央平地11戦2勝2着2回、地方29戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月31日、デビュー戦は木藤隆行騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエルドラドローマンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったスーパーグローバルにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木藤隆行騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

10月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はファニーエンドレスと並んで2着同着となった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレジデントスターを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を収める

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4歳（1992年）

3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の瀬戸特別（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月20日、中9週で迎えた12戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルサンヒコーからクビ差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川良春騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で及川良春騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で及川良春騎手（4戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスグリーンをクビ差制して3勝目をつかんだ。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラードボーイから5馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケイマイテイをクビ差制して4勝目をつかんだ。

5歳（1993年）

9月13日、約11か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦2勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月28日、中0週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で草地保隆騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1994年）

5月6日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で草地保隆騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で草地保隆騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で草地保隆騎手（11戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で草地保隆騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で草地保隆騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で草地保隆騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で草地保隆騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で草地保隆騎手（16戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で草地保隆騎手（17戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で草地保隆騎手（18戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシノワークスをアタマ差制して久しぶりに勝利を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は20戦連続で草地保隆騎手（19戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中0週で迎えた37戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で草地保隆騎手（20戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1995年）

4月23日、約4か月の休み明けで迎えた38戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（21戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（22戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。