ワールドフォンテン（1994年生、母バーリイフオンテン）

ワールドフォンテン（1994年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテファスト（当時16歳）と交配したバーリイフオンテンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は城市公。戦績は、地方24戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のりょうけん座特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

2月17日、デビュー戦は柿本政男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサマープレゼントに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバベイジンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトローズに1馬身半の差をつけて優勝

12月15日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、’98船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

2月12日、中5週で迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタカホワイトを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

3月3日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトモノパトラに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったフォージドライズにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中2週で迎えた11戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキバスパイラルをハナ差だけ差し切って優勝

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアイアンウィルをクビ差振り切って7勝目を奪取した。

6月4日、中2週で迎えた13戦目は、みなづき賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

5歳（1999年）

5月26日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた14戦目は、ヤマブキ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた15戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた16戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた17戦目は、ルナ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したオプトライアンに半馬身届かず2着に敗北した。

12月30日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、銀河特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

6歳（2000年）

1月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた20戦目は、春麗特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた21戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテスコクロスに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月5日、中2週で迎えた23戦目は、槇特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ルークに交わされて1馬身差の2着となった。

9月19日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般B3二以下（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。