モガミハイネス（1985年生、母マツノローズⅡ）

モガミハイネス（1985年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミユキヒカリ（当時14歳）と交配したマツノローズⅡが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は大隈芳夫。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方20戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のブロンズ賞(C2)。

経歴

デビュー前

日迫良一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

5月7日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1700m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。馬体重は428kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったマルホイッシンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月12日、中3週で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート2000m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノセイハに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブロードヒリユウに半馬身の差をつけて優勝

11月5日、連闘で迎えた9戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリジヨニーから4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツセンジユに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンコトブキに半馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4歳（1989年）

1月4日、中3週で迎えた12戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンセンプーからアタマ差の2着に甘んじた。

1月22日、中2週で迎えた13戦目は、ガーネット賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロバストダンサーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月19日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンコーフアーストから1馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、渡邉貞夫騎手を鞍上に迎えて、ブロンズ賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエルシカツプに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

3月21日、中1週で迎えた16戦目は、藤井勝也騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルシカツプから2馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた18戦目は、日刊スポ賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、C1（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のライジンホーマをハナ差制して7勝目を獲得した。

6月3日、中2週で迎えた20戦目は、B3（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡邉貞夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、小林敏昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエバラエイカンから8馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、C1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーセンジユをクビ差制して8勝目を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた23戦目は、B3（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は渡邉貞夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた24戦目は、B3（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1990年）

3月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、椋木幹雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（益田ダート1350m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、雪舟特別（益田ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椋木幹雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。