ラスカルリーダー（1997年生、母スーパーグレース）

ラスカルリーダー（1997年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリードワンダー（当時19歳）と交配したスーパーグレースが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市正牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

津野総夫厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1999年）

9月25日、デビュー戦は渡辺正治騎手を鞍上に据えて、3歳（三条ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアレコゼットをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた2戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフアイトウエーに3/4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2000年）

4月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマサノケーティングに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のメイローレルに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

8月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノオスカをアタマ差制して5勝目をマークした。

10月8日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

11月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングパレオから半馬身差の2着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のベンチャーソングに4馬身の差をつけて制した。

12月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったトウショウマーベルにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

1月16日、中2週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したネイビーストリートにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月26日、中0週で迎えた14戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、弥生特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月27日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のツジノブルボンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、秋分特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったワンダフルワンダーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2002年）

7月4日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた22戦目は、大澤寛之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、リトルジャイアンツに半馬身交わされて2着となった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた23戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤寛之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた24戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、光が丘特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジェンツワールドにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。