ノボルヤマト（1996年生、母トミショウミエー）

ノボルヤマト（1996年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイメイゴッツ（当時6歳）と交配したトミショウミエーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、地方24戦8勝2着4回。1999年の荒尾記念ステップ(アラ系4歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、熊本県馬主会によって210万円で落札された。

後藤禎文厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は吉留孝司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシントッキュウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスマロットに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1999年）

3月21日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの北海道産馬アラブ系4歳特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた5戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマオーに半馬身の差をつけて3勝目を収める

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッチーホマレから半馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの荒尾記念ステップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後はジョウグウハヤブサと並んで2着同着となった。

6月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の楓特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で後藤孝鎮騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリリアンファイトから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユウコスモに7馬身の差をつけて優勝

1月23日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデンタイガーに2馬身の差をつけて制した。

2月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で後藤孝鎮騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で後藤孝鎮騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーチャンネルに2馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

3月19日、中3週で迎えた17戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテンリヒメをクビ差振り切って7勝目を獲得した。

6月2日、中2週で迎えた21戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイスメアリーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

6月20日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターナタリーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月12日、中5週で迎えた24戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、九州馬力杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。