ロードパラダイス（1997年生、母セイフクミドリ）

ロードパラダイス（1997年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時8歳）と交配したセイフクミドリが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2000年のマルチメイト特別(C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、友田金蔵から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、中村畜産によって840万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,500万円（7.5万×200口）で一口馬主が募集された。

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月8日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月8日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したソルトリムを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月10日、中7週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチメイト特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコーセイキンボシを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月20日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた10戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月19日、中7週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月21日、中8週で迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた13戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた14戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた15戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノダビッドソンに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。