タケデンブラウン（2008年生、母タケデンアンナ）

タケデンブラウン（2008年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋茶色」。毛色は鹿毛。種牡馬のウインデュエル（当時9歳）と交配したタケデンアンナが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田哲夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2010年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月19日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月20日、中5週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、クラコイコに交わされて2馬身差の2着となった。

12月30日、中0週で迎えた5戦目は、2歳C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックチャーチを3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

1月9日、中0週で迎えた6戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

5月21日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦のヒナザクラレース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の皮投岳レース（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサファリレットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のせんまや太夫黒の再来レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のワタリタケノハナに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山本聡哉騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のテツブライアンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本聡哉騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた17戦目は、がんばろう野田（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山本聡哉騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したニシノエックスにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、メルシャン・フランスワイン賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で山本聡哉騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた19戦目は、メイドイン盛岡レース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山本聡哉騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山本聡哉騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた21戦目は、スキー・スノーボード天国レース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で山本聡哉騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキミハブレイクに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山本聡哉騎手（18戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスズカオリオンに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

4歳（2012年）

1月9日、中2週で迎えた23戦目は、競馬でこころをひとつに（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で山本聡哉騎手（19戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンペティアンを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（20戦5勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（21戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったルミナスヘイローに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（22戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（23戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったヤマトスピリットに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた29戦目は、雲切草レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（24戦5勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたセンリグランピー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、車百合レース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（25戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた31戦目は、盛岡さんさ踊りレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（26戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（27戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2七（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（28戦5勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた34戦目は、いしがきミュージックFレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（29戦5勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた35戦目は、南部杯カウントダウン 1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（30戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた36戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、宮古新里まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2八（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。