ブレットトレイン（2002年生、母クレーン）

ブレットトレイン（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したクレーンが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は土井仁。戦績は、地方16戦2勝2着4回。2005年のクラウンカップ(地方重賞)で2着に入った他、2005年のしらさぎ賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

7月29日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゴヤコスモスから1馬身半差の2着に敗北した。

8月5日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキノサンディをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた5戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトサノチカラに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったビービーレアルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2005年）

2月7日、中6週で迎えた9戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したバスケットシューズを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

5月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったブラウンコマンダーをクビ差捉え切れず2着となった。

6月8日、中4週で迎えた14戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月5日、中3週で迎えた16戦目は、冬日向賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。