ゴールドリマンド（2007年生、母ロリーギャグ）

ゴールドリマンド（2007年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋送還する」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時8歳）と交配したロリーギャグが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、成隆牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、成隆牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

12月26日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3歳（2010年）

1月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスチールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノトヨウケに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオリオンダンクに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったケイアイブレイズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のホワイトバッジ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のジツリキザッツワンを半馬身振り切って4勝目を挙げた。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月25日、中9週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、パワーストーンに3/4馬身交わされて2着となった。

10月5日、連闘で迎えた15戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、マイネジェシカに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2011年）

1月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳C3（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた22戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳C3（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月3日、中9週で迎えた23戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月16日、中3週で迎えた25戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた28戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。