ミスターシンゲキ（1984年生、母スイートブロツサム）

ミスターシンゲキ（1984年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時7歳）と交配したスイートブロツサムが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は竹中牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、中央障害8戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月5日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は中竹和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタニノキャンドルを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月22日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（8戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカショウグンから2馬身半差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（11戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイトビクトリから2馬身半差の2着に敗北した。