マルタカディリー（2007年生、母レースプログラム）

マルタカディリー（2007年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋すてきな人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時17歳）と交配したレースプログラムが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C6。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

6月12日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は548kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月4日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4歳（2011年）

1月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに30kg増やして迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、美濃白川杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C26（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月31日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、一般C27（笠松ダート800m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた9戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒシボールドウィンを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、吉野桜特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソレイケヤマチャンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、逃げるツキミソウを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したソレイケヤマチャンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（9戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のネヴァセイネヴァーに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月1日、中2週で迎えた16戦目は、焼岳特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（11戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したチョウヒロインを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、丸山奈緒美誕生28周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤友則騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤友則騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、まねき馬倶楽部in笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤友則騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したオートレンゲルにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月3日、中0週で迎えた23戦目は、祝大正百年記念特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤友則騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤友則騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のメイホウラッキーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月10日、中3週で迎えた25戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤友則騎手（19戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

12月15日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた27戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた28戦目は、堀部君佐合君鈴本君笠松来場記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2012年）

1月13日、中1週で迎えた29戦目は、良夫と陽子のラブラブ結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（20戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた31戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヨマーチャンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月15日、中1週で迎えた33戦目は、十六銀行杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（21戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベニヒメを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

5月10日、中1週で迎えた36戦目は、夏木立特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、けいた&ひろこ結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた39戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた40戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた41戦目は、はまゆう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた42戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた43戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。