アービルヒーロー（1993年生、母Cherokee Dee）

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

3月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒシスマッシャーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳A1（上山ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1997年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコイワディクシーに1馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1998年）

1月4日、中6週で迎えた7戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユーセイアマデウスに8馬身の差をつけて制した。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハナマユに2馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

10月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた11戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサワノランランに5馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

11月14日、中1週で迎えた12戦目は、しもつき賞（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒノデオリオンからハナ差の2着に惜敗した。

12月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキジェネラルから1馬身差の2着に敗北した。

6歳（1999年）

2月8日、中7週で迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウエイラシアンに2馬身の差をつけて6勝目を収める

4月11日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トミノフォルティノに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスーパータテヤマを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月23日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイザンパーワーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月19日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツノアマゾンをクビ差振り切って9勝目をマークした。

7月20日、中3週で迎えた19戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（4戦2勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた22戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡元隆太騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた25戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランディアップに半馬身交わされて2着に敗北した。

7歳（2000年）

1月4日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスラッシュに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

1月22日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゴールタッチをハナ差振り切って勝利をモノにする

2月19日、中3週で迎えた28戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた29戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイビーコウキに半馬身交わされて2着となった。

3月25日、中2週で迎えた30戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた31戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた32戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた34戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（13戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた35戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングラシアンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた36戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた37戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦3勝）。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。