テイエムナイスラン（2019年生、母メイショウボーテ）

テイエムナイスラン（2019年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+良い走り」。毛色は芦毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したメイショウボーテが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。主な勝ち鞍は2023年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

3月26日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は516kg。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

7月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

12月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2023年）

1月14日、中3週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドフレームから3馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中4週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモルタルをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラスの荒川峡特別（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で伴啓太騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2024年）

2月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は伴啓太騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。