ゴールドフレーム（2016年生、母ピュアマインド）

ゴールドフレーム（2016年2月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「金色の支持構造体」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したピュアマインドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2023年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2023年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、外池榮一郎によって2,052万円で落札された。

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月2日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2019年）

2月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクリスタロスに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月19日、中9週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月10日、中8週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月10日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4歳（2020年）

1月12日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパイロテクニクスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

6月21日、中7週で迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの釧路湿原特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（5戦2勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月17日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（6戦2勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた14戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

12月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスのチバテレ杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5歳（2021年）

2月13日、中8週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月10日、中7週で迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの福島中央テレビ杯（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたヴィアメント決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月20日、中9週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの報知杯大雪山特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月22日、中8週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの大通公園特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月17日、中7週で迎えた20戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの菅名岳特別（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（2022年）

2月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた24戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの利根川特別（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月11日、中7週で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの青梅特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

10月16日、中5週で迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7歳（2023年）

1月14日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムナイスランに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月25日、中9週で迎えた30戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月6日、中5週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンボールナイトから3馬身半差の2着に敗れた。