キタノパレス（1987年生、母グリニツシユ）

1987.05.18

キタノパレス（1987年5月18日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時10歳）と交配したグリニツシユが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、地方11戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年のアラブ3才争覇。

経歴

デビュー前

安田寛厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1989年）

5月22日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤシロガールから3馬身差の2着に敗北した。

5月31日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（帯広ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンアキからクビ差の2着に甘んじた。

6月20日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロケツトワンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマミーブラウンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月1日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のフェニックス特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンセンプーから半馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアラブ3才争覇（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンセンプーに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月13日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の長月特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡島玉一騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンボールドをクビ差制して勝利を手に入れた。

3歳（1990年）

4月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の若葉特別（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岡島玉一騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の北海盃（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡島玉一騎手（8戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡島玉一騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコオトウザイに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1991年）

4月23日、約10か月の休養明けで迎えた11戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。