キヌガサヒーロー（2008年生、母シンカンキヨフジ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石久夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2010年）

6月27日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のピースポーターを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したエースキッドにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったリアンローズに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月29日、中3週で迎えた5戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のくまたか特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったエースキッドにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2011年）

2月4日、中4週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月21日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、セントマーチに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のピースポーターに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月1日、中2週で迎えた16戦目は、週刊ギャロップ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月3日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、東京ヤクルトスワローズつば九郎賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

11月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、シリウス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月31日、中4週で迎えた19戦目は、カウントダウン2012賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4歳（2012年）

1月20日、中2週で迎えた20戦目は、望春賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた21戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2二 B3三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた23戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、レグルス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月17日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、ポインタース賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月8日、中2週で迎えた25戦目は、新緑賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた26戦目は、アーバンステージ菖蒲月賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月27日、中4週で迎えた27戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、スタールビー賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた29戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、盛夏賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた30戦目は、SPAT4賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は早田功駿騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた31戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた32戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた33戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた34戦目は、アーバンステージ時雨月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた35戦目は、フォーマルハウト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

12月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、ハンデ戦のターコイズ特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた37戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、L-WING賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。