ゴーフォマームード（2020年生、母マイネウインク）

ゴーフォマームード（2020年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「名馬マームードに心惹かれる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したマイネウインクが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島智則。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森本スティーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、前田剛によって363万円で落札された。

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月3日、中5週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2023年）

6月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は今村聖奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオシゲに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたクリノクリスタル決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレッツゴーローズに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた10戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2024年）

2月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた13戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

5月18日、中6週で迎えた14戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。