ヒマワリ（2016年生、母ラドランファーマ）

ヒマワリ（2016年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ひまわり。大輪を咲かせる活躍を期待。父名、母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時13歳）と交配したラドランファーマが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2020年のひまわり賞(一般C2七以下牝)。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,040万円（2.6万×400口）で一口馬主が募集された。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

3月30日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

5月25日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

6月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（2020年）

6月14日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のローズマリー賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた7戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカズフォークナーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のひまわり賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカンカンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月1日、中3週で迎えた9戦目は、北前船賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の桔梗賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた12戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のダイヤモンドリリー賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のまりんちゃん結婚おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた14戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカルチャーバリューに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、内田健介君出生記念☆（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた16戦目は、鬼嫁協賛!戸井田浩之☆髭GG杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（8戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた17戦目は、中村☆幸史☆大将になった記念☆（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（2021年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた20戦目は、☆佐藤あかね☆銀座バトラー記念☆（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（12戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（13戦3勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中島龍也騎手（14戦3勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、シロツメ草特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中島龍也騎手（15戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、☆たつのこ☆誕生日くらいガチ恋しな杯特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で中島龍也騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で中島龍也騎手（17戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた26戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のひまわり賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったトキノミライに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（19戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦のなでしこ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（20戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた30戦目は、まぁさんいつも笑顔をありがとう生誕記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（21戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた31戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のダイヤモンドリリー賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（22戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のクローバー賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（23戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（24戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（25戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた37戦目は、チェッカーベリー特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（26戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

2021年12月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。