ホウヨウエルブ（1999年生、母グランドソフィア）

ホウヨウエルブ（1999年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時16歳）と交配したグランドソフィアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山田政宏。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦3勝2着2回。2002年の北関東クイーンカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2002年の北関東オークス(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2001年）

7月28日、デビュー戦は水野貴史騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファットボーイをクビ差制して初勝利を挙げた。

11月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月18日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のファットボーイをクビ差制して2勝目を手に入れた。

12月30日、中5週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の二歳優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2002年）

2月10日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東クイーンカップ（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャディハンターに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の七夕賞（高崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドレイルからハナ差の2着に甘んじた。

7月20日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイプスルーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の三面川特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。