ウインルベライト（2020年生、母ウインガーネット）

ウインルベライト（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+宝石名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のレッドファルクス（当時9歳）と交配したウインガーネットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C27。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

4月8日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で今村聖奈騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた5戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の仕事募集中声優ナレータ長塚佳子（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトンボイミノルに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、時雨月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長江慶悟騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長江慶悟騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、C18組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長江慶悟騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた11戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、秋穂さん☆裕也さん結婚祝記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したユナヴィールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた15戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るスターサファイアを鬼脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、朧月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月18日、中0週で迎えた17戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた18戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C11 C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C8 C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアオイリキマルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。