ハイフレンドトライ（2000年生、母ハイフレンドバード）

ハイフレンドトライ（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋試す」。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時21歳）と交配したハイフレンドバードが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地47戦3勝2着2回、地方15戦2勝2着1回。2005年のダイヤモンドステークス(ハンデG3)で2着に入った他、2005年の万葉ステークス(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月8日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

12月21日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

3歳（2003年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの如月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーマキシマムをクビ差制して初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下の山桜賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月25日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

12月27日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

4歳（2004年）

4月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京芝2300m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイワフロリダをアタマ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

7月11日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた21戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したサイレンスブランドに3/4馬身届かず2着となった。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた23戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムサッカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目を掴み取った。

12月4日、中2週で迎えた26戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（3戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2005年）

1月8日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた28戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したウイングランツにクビ差届かず2着となった。

3月20日、中4週で迎えた30戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた32戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林淳一騎手（7戦2勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月20日、約3か月の休み明けで迎えた34戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の支笏湖特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の九十九里特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタヤスレノックスを半馬身振り切って制した。

11月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（9戦3勝）。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた38戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（10戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6歳（2006年）

1月7日、中4週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（12戦3勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月30日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた42戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は小林淳一騎手（13戦3勝）。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

9月3日、約4か月の休み明けで迎えた43戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、札幌日経オープン（札幌芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた44戦目は、L.イネス騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7歳（2007年）

1月28日、約3か月半の休み明けで迎えた45戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた46戦目は、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（14戦3勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた48戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、ハンデ戦でオープンのみなみ北海道ステークス（函館芝2600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた50戦目は、3歳以上1600万下の銀蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（15戦3勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

8歳（2008年）

8月30日、約10か月半の休み明けで迎えた51戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、がんばろう!洋野レース（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた52戦目は、盛岡秋まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた53戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、パンジー賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた54戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のきんもくせい賞（盛岡芝2400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた55戦目は、JA江刺えさし乙女杯（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた56戦目は、奥州市伝統産業会館レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

9歳（2009年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた57戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた58戦目は、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月5日、中7週で迎えた59戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモレタニアを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた60戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャスミンヴェールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた61戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた62戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。