コースタルタウン（2020年生、母リュートフルシティ）

コースタルタウン（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「沿岸部の街。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したリュートフルシティが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2023年の名古屋モーニングフィーバー42。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月1日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2023年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月11日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

8月19日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー42（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエクラディーバを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月18日、中2週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、くおたん結婚おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、リキ&ネネ家の犬でありがとう（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったブリングライトにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイリスバローズを上がり3位タイの末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、今井俊夫誕生日記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた14戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったグランキューブに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月29日、中5週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったボールドライに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた19戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメッチャサスを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、アジア・アジアパラ応援4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、アジア・アジアパラ応援5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったアルブレーヴに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド名古屋第2戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったインフォーマントにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、秋涼賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。