ボールドライ（2020年生、母ラゴディラゴライ）

ボールドライ（2020年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名より」。毛色は芦毛。種牡馬のラニ（当時7歳）と交配したラゴディラゴライが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大滝康晴。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の一般C32。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大滝康晴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大滝康晴から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ライフフィールズによって220万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月15日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

5月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた7戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C34（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブーケスマイルに半馬身届かず2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C32（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーグラッドに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた9戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したパディントンブーツにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のバージャンフォースをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、佐布里池特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、はるちん卒業・入学おめでとう!（名古屋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したルクスエルドラドにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコースタルタウンに2馬身の差をつけて優勝

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、犬山城特別（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオストファーレンにアタマ差届かず2着に甘んじた。