クイックファイア（2015年生、母マジカルシェイプ）
Quickfire
2015.02.27
クイックファイア（2015年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「矢継ぎ早の。速く強い馬になりますように」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したマジカルシェイプが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2019年の加古川特別(2勝クラス)。
経歴
デビュー前
中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2018年）
7月22日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィンセントに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。
11月10日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したセイリスペクトを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。
4歳（2019年）
1月20日、中9週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオールウェイズゼアに約10馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。
2月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
5月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の中ノ岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったマイネルツァイトに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの加古川特別（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のサクラアリュールに1馬身1/4の差をつけて制した。
8月11日、中9週で迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
10月13日、中8週で迎えた9戦目は、3歳以上3勝クラスの平城京ステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
11月9日、中3週で迎えた10戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの観月橋ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
5歳（2020年）
1月12日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上3勝クラスの雅ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（4戦2勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。
2月1日、中2週で迎えた12戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの舞鶴ステークス（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
8月2日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
12月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6歳（2021年）
2月6日、中8週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイサンシャインから2馬身半差の2着に敗北した。
2月27日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチェーロに1馬身3/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
7月10日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝3390m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月20日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西谷誠騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（2022年）
1月4日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
1月20日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた20戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイル争覇オープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた21戦目は、如月昇竜戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた22戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、しずおか如月特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
4月17日、中7週で迎えた23戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で特産品キャンペーン実施中!特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた24戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、天河石特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクサンスプリングに4馬身の差をつけて5勝目を収める
5月10日、連闘で迎えた25戦目は、ネットで楽天競馬を楽しもう!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデビルスダンサーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月29日、中2週で迎えた26戦目は、楽天競馬で特産品プレゼント締め切り間近!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るデルタを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
6月14日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
7月5日、中2週で迎えた28戦目は、金沢鼓門賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦3勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
9月4日、中8週で迎えた29戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、正院キリコ祭り特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり5着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた30戦目は、五郎島金時特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（5戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。
8歳（2023年）
4月18日、約7か月の休養明けで迎えた31戦目は、アルストロメリア特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（6戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた32戦目は、のとキリフェスに行こう特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた33戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた34戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた35戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた36戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた37戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた38戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた39戦目は、ショコ壱番屋×ほくりくアイドル部コラボ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた40戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた41戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた42戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた43戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。
11月6日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた44戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた45戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。