メタスペクター（2018年生、母フロリアード）

Meta Specter

2018.03.21

メタスペクター（2018年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超+怪物。怪物を超えたもの」。毛色は芦毛。種牡馬のダンカーク（当時12歳）と交配したフロリアードが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月15日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るロンコーネを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月5日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野中悠太郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のノットイェットに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月26日、中2週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野中悠太郎騎手（4戦2勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（5戦2勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2022年）

1月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの三浦特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのいわき特別（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた13戦目は、春待月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5歳（2023年）

1月4日、中4週で迎えた14戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のブラックネロに4馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

デビュー前

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

3月2日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、ハンデ戦の桜月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタマモイットウセイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月27日、中4週で迎えた16戦目は、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

デビュー前

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

6月6日、中5週で迎えた17戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、キャンサー賞（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、青柳特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビクトリーサイトに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月2日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、ペガサス賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

デビュー前

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

6歳（2024年）

2月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた21戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、ハナズオウ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したオーマイグッネスを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた22戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた23戦目は、鳥待月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。