タイヨーテースト（1995年生、母クイーンジャパン）

タイヨーテースト（1995年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリズム（当時8歳）と交配したクイーンジャパンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、中央障害9戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月28日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングスレガシーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

10月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

10月11日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた6戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンデンバウムから5馬身差の2着となった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリズムオースズカに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1999年）

1月9日、中4週で迎えた8戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた9戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルサンキューから1馬身半差の2着となった。

2月27日、中2週で迎えた10戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブポインターから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中2週で迎えた11戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝3210m 小雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた12戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月25日、中1週で迎えた14戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。