タカオダンシング（1996年生、母ハツピージユリアン）

タカオダンシング（1996年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時6歳）と交配したハツピージユリアンが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地1戦0勝、中央障害3戦0勝、地方47戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のなでしこ特別。

経歴

デビュー前

中矢攻厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1998年）

11月6日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハイブリットパワーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた5戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のマルチトップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリビアンスピードからハナ差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のマルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターシリーズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るビューエリーゼを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月14日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のマルチステッキ特別（浦和ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワンモアゴールに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（13戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた19戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（14戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月5日、中2週で迎えた20戦目は、稲荷山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた21戦目は、神流湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（16戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエバラクインに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（17戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた23戦目は、一般B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（19戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、中7週で迎えた25戦目は、緑風特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で見沢譲治騎手（20戦4勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月18日、中4週で迎えた26戦目は、夏中特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で見沢譲治騎手（21戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、夏祭特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で見沢譲治騎手（22戦4勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず2着となった。

8月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で見沢譲治騎手（23戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた29戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で見沢譲治騎手（24戦4勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般B3（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5歳（2001年）

1月22日、中3週で迎えた31戦目は、彩湖特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた32戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（25戦4勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（26戦4勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月21日、中3週で迎えた34戦目は、一般B3三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（27戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（28戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた36戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（29戦4勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた37戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（30戦4勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（31戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた39戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、スーパージョッキー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた40戦目は、玉淀湖特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（32戦4勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサツマタロウを途轍もない末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた41戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた42戦目は、一般B3三（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた43戦目は、一般B3一（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた44戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は秋田実騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた45戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、見沼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた46戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（33戦5勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた47戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6歳（2002年）

1月26日、中7週で迎えた48戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた49戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 雨）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月24日、中6週で迎えた50戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月7日、約3か月半の休養明けで迎えた51戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。