ミナミノパーク（2000年生、母ミナミノコイサン）

ミナミノパーク（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時19歳）と交配したミナミノコイサンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ターフィー牧場。戦績は、地方31戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2四アイ。

経歴

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

7月17日、デビュー戦は佐藤裕太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて先頭に躍り出て、最後は2着のセイエイルーキに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、シンボリグラニットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4歳（2004年）

1月15日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったハセノバスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月11日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったハセノバスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月24日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、エウロパコトブキに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタカノロマンスに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月16日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで崩れずに走り抜いたが、スカイキャッスルに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のシェイクテイルに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月31日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で桑島孝春騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で桑島孝春騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で桑島孝春騎手（15戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月23日、中6週で迎えた22戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、スタートミーアップに交わされて1馬身差の2着となった。

4月15日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋利幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋利幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋利幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、一般C2五イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋利幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋利幸騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋利幸騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C3（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋利幸騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月25日、中0週で迎えた31戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋利幸騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。