シンボリグラニット（2000年生、母アクワレラ）

シンボリグラニット（2000年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋山の名（グラニットピーク）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時19歳）と交配したアクワレラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3歳（2003年）

8月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

11月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナミノパークを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

12月10日、中3週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2004年）

1月16日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したストレートホースを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中3週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月3日、中7週で迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

10月16日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤクモアスワンから2馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズサザンカから1馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマエノゴスペルから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2005年）

1月9日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったルタンフィルからクビ差の2着に甘んじた。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のペルシアーナに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた18戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた19戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた21戦目は、綾音賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。