トゥモローブリッジ（1996年生、母サラトガフラッシュ）

トゥモローブリッジ（1996年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴァレンティ（当時7歳）と交配したサラトガフラッシュが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田中孝行。戦績は、中央平地9戦0勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般D4。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

6月14日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月27日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4歳（2000年）

5月16日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパープルモンクから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般D4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般D4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオバサンオバサンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般D4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般D4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットメモリーに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルリーダーから2馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた16戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2001年）

4月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノシリウスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた26戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた28戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた29戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。