シャトランジ（2020年生、母タンギモウジア）

Shatranj

2020.04.11

シャトランジ（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「中東のチェス」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時14歳）と交配したタンギモウジアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷 武志。主な勝ち鞍は2023年のC21組(一般C21)。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

8月12日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に敗れた。

9月15日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサラアデールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、笠松けいば秋まつりまであと4日（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トーセンメモリアに交わされて1馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は東川慎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、C21組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロックジャムを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた9戦目は、雪吊り特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

4歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、令和6年能登半島地震被災地支援レース（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、エイルリシュリューにクビ差交わされて2着に惜敗した。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、令和6年能登半島地震被災地支援レース（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、冬銀河賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、不香の花特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C8 C1-1（笠松ダート1400m 小雨/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた15戦目は、春雨賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、花吹雪賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた18戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、春光特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。