バーネット（2008年生、母バージンバーネット）

バーネット（2008年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時11歳）と交配したバージンバーネットが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田哲夫。戦績は、中央平地9戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C18。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月21日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

3歳（2011年）

1月5日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

5月1日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた8戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は荻野要騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き17着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート950m 雨/重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレエイカンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。