キングオブサウンド（1995年生、母レディペガサス）

キングオブサウンド（1995年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヨシノエデン（当時15歳）と交配したレディペガサスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のライラック特別。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

12月9日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は477kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツワビクトリーから2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月19日、中5週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオルトカナチャンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のさくら草特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイフレンドバッグを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4歳（1999年）

1月18日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒノモトショウグンに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

4月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2000年）

2月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた15戦目は、杉並区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場直之騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、サンワードキングに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。