カゲショウボーイ（1989年生、母アイノブエンチア）

Kagesho Boy

1989.04.16

カゲショウボーイ（1989年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメダル（当時20歳）と交配したアイノブエンチアが13歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦15勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の一般C1。

経歴

デビュー前

佐藤嘉秋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

10月6日、デビュー戦は橋口満朗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

3歳（1992年）

3月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で橋口満朗騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月3日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋口満朗騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（1993年）

3月1日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモミサイルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月8日、連闘で迎えた5戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコークスオに3馬身の差をつけて優勝

3月13日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエイスターに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルホワイトに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のドントチャチャに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月24日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笠田敏勝騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツストームに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笠田敏勝騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のギャロップヒーローに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のギャロップヒーローに4馬身の差をつけて制した。

7月17日、中7週で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカシーパウエルに2馬身半の差をつけて9勝目をつかんだ。

8月16日、中3週で迎えた14戦目は、あさがお特別（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリノーブルをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

9月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラツルマイオーに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクゼンサバンナから1馬身差の2着に敗北した。

10月3日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンペイプリンスに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモルーラーに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

12月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラツルマイオーに3馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5歳（1994年）

1月23日、中5週で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンペイプリンスに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月31日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。