オメガラブロッシュ（2019年生、母クレーデリンテ）

オメガラブロッシュ（2019年1月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ブローチ(仏)、バラの品種名」。毛色は栗毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したクレーデリンテが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月14日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

3歳（2022年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月11日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた7戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスケサンカクサンを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

デビュー前

別府真司厩舎（高知）へ入厩。

10月10日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、ぐえー特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったチョウザメノコに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたボーイズオブサマー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、馬めがね感謝記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、2022ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るホワイトレッグスを豪脚で3/4馬身差し切って制した。

1月24日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた20戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた21戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた23戦目は、香川県オリーブ牛特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、46回目のHBD特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月28日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた27戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したブレイヴルーラーにアタマ差届かず2着となった。

4月23日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月20日、中1週で迎えた30戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月24日、中1週で迎えた32戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったスターライトキスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた34戦目は、ヒギリ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で所蛍騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月28日、約4か月半の休養明けで迎えた36戦目は、馬産地日高特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部基嗣騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた37戦目は、ちゃな初高知特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部基嗣騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。