ブレイヴルーラー（2019年生、母ポッドルージュ）

ブレイヴルーラー（2019年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇敢な王者。父父名、父父父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したポッドルージュが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C3-10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、京都サラブレッドクラブによって561万円で落札された。

京都サラブレッドクラブにて総額750万円（1.5万×500口）で一口馬主が募集された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月7日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月6日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3歳（2022年）

1月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

1月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

4月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

8月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

4歳（2023年）

1月22日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は水口優也騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

2023年1月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月14日、中2週で迎えた11戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゼヒニオヨバズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノアンカーマンに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったノアペルーサに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のシズオウに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオメガラブロッシュをアタマ差振り切って順当に勝利した。

4月23日、連闘で迎えた16戦目は、モッコウバラ特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエピックアンをアタマ差振り切って4勝目を収める

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のショットオブザデイをアタマ差振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

6月10日、中2週で迎えた19戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、長雨特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボマラインに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、小暑特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1 C2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のヒロブレイブに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月10日、中1週で迎えた25戦目は、宇佐大橋特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた26戦目は、騎手候補生大募集特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、下津井めがね橋特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、最後はユメノサキと並んで3着同着となった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、ラッキー生誕記念特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた30戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた32戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、年の瀬は木下智史特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったヒロブレイブに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた36戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた37戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3月27日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた40戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルオスカルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目をマークした。