タフィラルト（2000年生、母ダンスドゥソワ）

タフィラルト（2000年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サハラ砂漠最大のオアシス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼネラリスト（当時7歳）と交配したダンスドゥソワが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地14戦1勝、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月19日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は558kg。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

2月2日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた7戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキシムダッシュを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

11月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高野容輔騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（2004年）

1月1日、中6週で迎えた15戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンヒルから6馬身差の2着に敗北した。

1月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシャコーグロリアに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月1日、中1週で迎えた17戦目は、だるま夕日特別（高知ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた19戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、卯月特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた21戦目は、「初めての方にスタートセブン」特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、佐藤エージェンシー記念特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップハンターをクビ差制して3勝目を手に入れた。

6月13日、中2週で迎えた24戦目は、米ナス食べる週間3日目特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた26戦目は、誕生日記念大特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた27戦目は、一般B2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた28戦目は、国雄パパ早く元気になって特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた29戦目は、パルス藍住オープン記念特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（14戦2勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で中西達也騎手（15戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。