ヤマショウキロク（1992年生、母フサイチエンジェル）

ヤマショウキロク（1992年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンシエントタイム（当時8歳）と交配したフサイチエンジェルが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は平野克智。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害4戦1勝、地方20戦12勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

塩野久五郎厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1994年）

6月6日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート750m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーリバルドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月4日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマユウコンコルドに約24馬身の大差をつけて勝利をモノにする

7月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒフェアーに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のいで湯賞（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカガリスキーに約13馬身の大差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月5日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のりんどう特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカガリスキーに約19馬身の大差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

10月4日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の白菊特別（上山ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーリバルドに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

10月31日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のスズラン特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーリバルドに1馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら56.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月18日、中4週で迎えた9戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の東北サラ3才チャンピオン（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1995年）

4月24日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（8戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の洞爺湖特別（上山ダート1500m 雨/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデエンフォースに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の若葉特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカガリスキーに約13馬身の大差をつけて9勝目をつかんだ。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の東北優駿（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（11戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（12戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェベルネバーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中5週で迎えた15戦目は、3歳戦のクイーンカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカガリスキーに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

9月17日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（14戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングテイオーに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月31日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦の紅葉賞（上山ダート1800m 曇/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（16戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた19戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で板垣吉則騎手（17戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールセイフに6馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、上山優駿樹氷賞（上山ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で板垣吉則騎手（18戦12勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（1996年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた22戦目は、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた23戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロクタニに6馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月14日、中4週で迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。