アオイリキマル（2020年生、母ヤマノグラス）
Aoi Rikimaru
2020.03.28
アオイリキマル（2020年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したヤマノグラスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2023年の一般C3 19。
経歴
デビュー前
1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、新谷幸義によって1,320万円で落札された。
清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2023年）
4月30日、デビュー戦は大久保友雅騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は514kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大久保友雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
7月2日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
9月3日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大久保友雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
11月5日、中8週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた6戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカイラシをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
4歳（2024年）
3月7日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヘキレキイッセンに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
4月1日、中3週で迎えた9戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8 C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったウインルベライトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
デビュー前
1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、新谷幸義によって1,320万円で落札された。
川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。
4月30日、デビュー戦は大原浩司騎手を鞍上に据えて、馬場章嘉記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。
5月10日、中2週で迎えた11戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイエローレンギョウに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5月24日、中1週で迎えた12戦目は、青威リューガ活動1周年記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、アースジェイソンテにクビ差交わされて2着に惜敗した。
6月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた14戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったトンボイミノルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
デビュー前
1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、新谷幸義によって1,320万円で落札された。
川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。
7月5日、デビュー戦は大原浩司騎手を鞍上に据えて、新蝉賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。7頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。
12月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた16戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったゴールウェイガールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
5歳（2025年）
1月10日、中0週で迎えた17戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で明星晴大騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
1月24日、中1週で迎えた18戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明星晴大騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、マイネルコンポートに交わされて2馬身半差の2着となった。
2月7日、中1週で迎えた19戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、別府多美子!衛生管理者合格記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
2月21日、中1週で迎えた20戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた21戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。
3月24日、中1週で迎えた22戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
4月2日、連闘で迎えた23戦目は、山本春輝誕生記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
5月29日、中7週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は明星晴大騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。
8月11日、中8週で迎えた26戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明星晴大騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた27戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で明星晴大騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた28戦目は、りょう&かなこ結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で明星晴大騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったエクスシップに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
10月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明星晴大騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、新谷幸義によって1,320万円で落札された。
川嶋弘吉厩舎（笠松）へ入厩。
11月4日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。競走除外となった。
11月18日、中3週で迎えた31戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、AZKiと未来へライブ成功祈願（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
11月28日、中0週で迎えた32戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るデクランシェを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って久々に勝利を挙げた。