ガビチャン（2017年生、母パンジェンシー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山拓樹から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会西森鶴によって345.6万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2019年）

8月9日、デビュー戦は臼井健太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

9月24日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

10月31日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたレオズアズライト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2020年）

3月12日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた5戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリュウノサンジをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月12日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したトーセンリヤンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月16日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の鶺鴒特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2二三（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたイナリンクローバー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月2日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（2021年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、杏賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた16戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったタイムオブザーバーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月30日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ブレスロガールに3/4馬身交わされて2着となった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で林謙佑騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、ミラクルヒッターに交わされて6馬身差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた25戦目は、アサガオ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林謙佑騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で林謙佑騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったデルマアイオライトに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-9（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林謙佑騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた28戦目は、山崎騎手がんばれ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で林謙佑騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。