トーセンリヤン（2017年生、母エミレーツガール）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

12月1日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

3歳（2020年）

2月2日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったダイチヴィットにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月23日、中9週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガビチャンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、冬菊特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、リンダリンダリンダにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月22日、中3週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、農産物ブランドOGAWA’N賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2021年）

5月12日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、はたちのさいたま市賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月23日、中9週で迎えた10戦目は、盛夏特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマタスケに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、鳴沢の滝特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムサンドリアを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

11月1日、中3週で迎えた15戦目は、さそり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

デビュー前

坂口義幸厩舎（愛知）へ入厩。

12月23日、デビュー戦は丸山真一騎手を鞍上に据えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2022年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、SRO記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、本宮山特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のグレイトボルケーノに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイオーキッドにハナ差届かず2着となった。

4月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B8（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた24戦目は、海ほおずき賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月30日、中0週で迎えた25戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山真一騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸山真一騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸山真一騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた28戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、星祭り賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

7月21日、中1週で迎えた29戦目は、青海原賞（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた30戦目は、蝉時雨賞（名古屋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた31戦目は、残暑吹き飛ぶ!第5回中京競馬（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったトラモントガルフにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。