リンダリンダリンダ（2017年生、母ジョウノボレロ）

リンダリンダリンダ（2017年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したジョウノボレロが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム株式会社。主な勝ち鞍は2020年のツインシャイン特別。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月19日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。17頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2020年）

2月2日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月24日、中6週で迎えた5戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアカフジに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

7月23日、中6週で馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた7戦目は、3歳C1（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったクロスフーガに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中9週で迎えた9戦目は、埼葛地域観光農園いっぱいで賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、冬菊特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンリヤンを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

12月23日、中3週で迎えた11戦目は、やっぱりいちごは吉見で賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4歳（2021年）

1月7日、中1週で迎えた12戦目は、水仙特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた13戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、蝋梅特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアカンタレに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月22日、中2週で迎えた14戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、春告草特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた15戦目は、ミュージック賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた16戦目は、春陽特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は福原杏騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた17戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、絆・つながる特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったトウカイバレットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2-7（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-9（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間勇太騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた22戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたメイショウタイホウ決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR高知第2戦（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた25戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアヴァンティを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、仲秋特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた27戦目は、秋分特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた30戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るコバルトスカイを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月28日、中1週で迎えた31戦目は、風の里公園特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた33戦目は、立ち上れ木下智史特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1-4（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた35戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた37戦目は、もぎさん25周年特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた38戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた40戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。